崖の上の樹呑(きの)

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zoom RSS 作話(再うp〜ぽちの花A〜

<<   作成日時 : 2009/07/12 14:53   >>

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 昨日の続きです。









ちもは帰り道も走りつづけ、一日で帰ってくることが出来ました。

ちもが家に入ろうとすると、なにやら見かけない人影があります。

それはなんと、意地悪イタチのタカダでした。





〜ちもは聞きました。

「何をしてるんだい?」

タカダは言いました。

「ぱちの花をよこせっ!」




「お前のところには、花を見にたくさん人がくるらしな。

俺んちにも植えて、たくさん人を呼ぶんだっ!

そしてそいつらにサンドイッチを売るんだっ!」




〜ちもは言いました。

「それは出来ないよ、タカダさん。ぽちの花は、ちもにしか育てられないんだよ。」



「もう咲いてる奴をよこせ!」

イタチのタカダは、言うが早いか、小さなぽちの花を引っこ抜いていまいました。




〜ちもは怒りました。

しかし、タカダはすでに逃げてしまいました。



さらわれた花は、すっかり元気をなくして、しぼんでしまいました。



「新しい花をよこせーっ」

それから毎日のようにタカダがやってきては、花を取っていくようになりました。





「困ったなぁ、どうしたらいいんだろう」

ちもはすっかり荒らされた庭を見て、途方にくれてつぶやきました。

すると、どこからか呼ぶ声がしました。

「ピチ、ピチ。ちもさん」

見ると、それは時々庭にやってきていたヒバリでした。




〜ちもはいいました。

「イタチに花をとられてしまったんだよ。

取り返すにはどうしたらいいだろう」




すると、ヒバリが言いました。

「ピチピチ。ずっと向こうに、はまたけ山という山があります。

そこに、イタチが嫌う、うさぎや草という草が生えています。

それを採ってきて植えたらどうでしょう。」



「いい事を聞いたよ。さっそくそれを採ってこよう。」



「でも気をつけて。はまたけ山はすごく険しい山です。おまけに、はっせいという
恐ろしい猛獣が住んでいますから。」




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