崖の上の樹呑(きの)

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zoom RSS 作話(再うp〜虹のかけらF〜)

<<   作成日時 : 2009/08/13 02:27   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 2

 お久しぶりにUP('・ω・`)
というのも、ちょっとミタマさんトコへ遊びにいっていたからなのですが。
いやぁ、まぁ、混みますね。さすが夏休み&帰省シーズン。

 そんなこんなで、行きがけ15時間ほどかけてミタマさんトコに到着。
三日ほど遊んで参りました。ついでにドライブもしてきました。
写真なんかもポチポチと撮影してきたので、そのうち小屋のほうにUPしたいと思います。

 先述のとおり、込みます。どこもかしこも混雑&渋滞です。
特に休日ETC割引がお盆中、拡大されたので、12日の夜間〜午前0時(13日になるまで)、高速SAやPAのすべてが混雑。
誰しも考える事は一緒(ETC割引時間帯までの待機)です。
 地震の影響で東名高速が一部通行止めになっていたので、やむなく中央道に迂回。
おかげで渋滞らしい渋滞は無かったのですが、トータル16時間ほどかかりました。
 まぁ、ETC割引目当てにかなりゆっくり走ってきた(平均80km/h)のもありますし、SAで割引時間まで仮眠したのもありますけどね。

 なんだか、久しぶりに日記みたいなことを書いてみました。
きっと、これが本来のブログの使い方なのでしょうね(爆w


 とまぁ、それは置いておいて、お話(〜虹のかけら)ラストです(・ω・)ノ



 見上げれば虹の橋はすぐそこです。ちもは疲れも忘れて走り出しました。

そして、とうとう橋の袂へとたどり着きました。


「うわぁ……」

ちもはそう言ったきり、しばらく言葉も出ず立ち尽くしてしまいました。

フージ山の頂を流れ落ちる滝をまたぐように、はるか先の山々へと橋は伸び、太陽の光に照らされ、

まるでこの世のありとあらゆる宝石を集めて振りまいたかのように輝いています。


 やがて、どれくらい経ったのでしょうか。辺りは黄昏に染まってゆこうとしています。

『そこのお方…』

ちもは誰かの声が聞こえたような気がしました。しかし辺りを見回しても誰もいません。

気のせいかな? そう思い、日も暮れてきたので声のことは忘れて、山を降りようと考えました。、

とても感動的な虹の橋の姿を目に焼き付け、最後に挨拶をしていきます。

「虹さん、遠くから見てもとっても綺麗だったけど、近くに来たらもっとすごかったよ。

とっても素晴らしいものが見れたよ。きっと、また来ます。今度は友達のくまこも」


ちもは来た道を引き返そうと、虹に背を向けようとしました。そのときです、再び声が聞こえて気ました。

『お待ちください…、旅の方』

ちもはまたもや聞こえた声に、辺りを見回しました。それでも、やっぱり誰もいません。

「気のせいかなぁ。でもはっきり聞こえたような気もするなぁ」

ちもが首を捻っていると、虹の上の方から何かが降ってきました。

それは、七色に輝く石のようでしたが、ふわりふわり、まるで羽根のように舞い落ちてきます。

ちもはそれを糸で操られたかのように両手で受け止めます。すると、ふたたび声が聞こえました。

『それは、虹のかけら。わたしの心のかけらです。わたしはもうすぐ消えてしまいます…』

相変わらず姿は見えませんが、もうちもにも分かっていました。声の主が虹であることを。

『どうか、そのかけらを新しい地へと導いてあげてください』

「えっ!? ぼくはそんな大事な役目は出来ないよ。でも、虹さん…消えてしまうんだね…」

ちもはぽちの花のことを思い出していました。とても素晴らしい思い出をくれた、あの花の事を…。

どんなに素晴らしいものでも、いくら輝いていてもいつかは消えてしまうことをちもは知っていました。

だからちもは決断し、そして言いました。

「ちゃんとできるか分からないけれど、まかせて! きっと新天地へ導くよ!」

ちもがそう言ったとたん、虹は色あせ、橋の向こう側から薄くなり始めました。

ほんの一時でした、橋は消えてしまいました。最後に一言だけ残して…

『ありがとう…いつか、また会えることを願っています…さようなら…ちもさん』

やがて日も暮れて、ちもは虹のかけらを手に、山を下りました。


 山小屋へ戻ると、ちょうどご飯が出来たところでした。

タヌキ親父の自信作という、へころっち蒸しをつつきながら、くまこと親父に土産話です。

「ほら、そしてこのかけらを預かってきたんだよ」

「ふむふむ、ちもさん。とても綺麗ですね!

 本体を見れなかったのは残念ですが、このかけらでも満足です!アイスもあるので最高です!


くまこは、いつでもアイスが優先のようです。

「いい経験をしたネ。でもあっしは困ったナ。今まで虹見物の人相手に商売してたのに、

虹が消えたら、商売あがったりダ…」


親父は本当に困っているのか分かりずらい表情で、悩んでいます。その顔を見たちもはひらめきました。

「そうだ、親父さん! ぼくの家に来るといいよ。

ぼくの花壇を見に来る人たちから、ご飯を食べたりできるといいなって言われたことがあるんだ。

親父さんがよければ、ぼくの家で料理屋さんをして欲しいな」


親父は少しだけ、考えた末に「よし、そうしよウ」と言い、荷物をまとめるから、と奥へ引っ込んでしまいました。


 帰り道です。ちもは七色に輝く、バラのような形をした拳ほどの石を見つめながら歩いてゆきます。

ちょっと変わった話し方をするけど、料理名人のタヌキ親父一緒です。

くまこも親父が料理もアイスもとっても美味しく作るので、大満足です。


 それからしばらくすると、ちもの家は美しい花だけでなく、美味しい料理のお店としても有名になりましたが、

ちもは考え事をしていました。それは、虹のかけらをどこへ導くのかでした。

アセクルから預かった手紙をハッセイに届けるのも忘れてはいけません。

 ちもはやがて夏が来たら、旅に出ることを心にそっと誓ったのでした…


★。、::。.::・'゜☆。.::・'゜★。、::。.::・'゜
             〜〜〜おしまい〜〜〜
                  ★。、::。.::・'゜☆。.::・'゜★。、::。.::・'゜



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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
おつかれちゃ〜〜〜〜〜ん^^ 無事着いてなによりぃ
キノのブログらしい ブログ久々みたわーwww 
また書いてちょー(*^▽^*)
ミタマ
2009/08/13 21:42
お〜ヽ(^▽^@)ノ
できるだけ、がんばってみるわぁ(ワラ
キノ
2009/08/13 23:17

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